もろみ酢の表示公正化について

1970年代に商品化され、順調に広がり続けていたもろみ酢ですが2000年をすぎたあたりから売り上げの落ち込みがみられるようになりました。これは「もろみ酢」が認知されはじめるとともに泡盛のもろみをつかっていないのに「もろみ酢」と表示された商品が安く出回るようになり、もろみ酢全体の信頼が低下したことが原因とされています。

平成18年には公正取引委員会が

・健康やダイエットに関する表示が多くみられる
・どこの地域で生産されたのかに関する表示が多くみられる
・黒酢かもろみ酢かがわかりにくい

という観点から「黒酢及びもろみ酢の表示に関する実態調査について」という調査を行っています。

この調査の中では、

・もろみ酢は健康・ダイエットなどへの甲かが協調表示される例が多い(その一部は適正ではないと思われる)
・もろみ酢は食酢であると誤解する消費者が多く、黒酢と混同されるような表示も多い

という実態を指摘したうえで、

「もろみ酢の表示の適正化に関しては,沖縄県産のもろみ酢が市場の中心であることから,沖縄県の事業者がもろみ酢の表示の適正化に取り組むことが業界全体の表示適正化に大きな効果があるものと期待される」

と結論つけています。
これと同じくして沖縄県酒造組合連合会のもろみ酢協議会が発足し表示の適正(適正マークをつけるなど)へ自主的な取り組みがはじまりました。

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